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ビシネスを始めるときの資金計画

更新日:

ビシネスを始めるとき資金計画を立てる必要があります。
無計画では絶対に上手くはいきません。
資金計画と聞くとなかなかイメージできない方もいらっしゃると思いますので、
以下が主な点となります。

資金計画に必要なポイント

1.生活費
生活費がいくら必要であるか考えましょう。
ここで大事なのは事業が軌道に乗るまでの必要な生活費をきちんと確保しておくことです。
何事も余裕を持って進めていきましょう。
2.税金
個人事業又は法人であれ収入から支出を差し引いた残りに約30%掛けてください。
すごくザックリですが税金です。
残りの70%をご自身の給与と考えましょう。
3.固定費
人件費、通信費、家賃、広告費などおおよそいくらぐらい必要とするかを考えましょう。
これらの固定費は毎月かかってくることになりますので、多少多めに見積もり余裕を持たせましょう。
4.売上
売上はすべての出発地点です。
この売上が無ければ生活費や固定費など支払うことはできません。
しっかりとした計画を練りましょう。
5.粗利
売上から売上原価を差し引いたものを粗利、売上総利益といいます。
こちらは売上が見積もれれば売上原価(変動費)は
業種によりおおよそ決まっていますので算出できるかと思います。

ここまでの数字を見積もりご自身の生活費まできちんと確保できたらこの資金計画は問題ありません。
もしこの資金計画危ないなと思った方は、絶対に修正が必要です。
無理のない資金計画をまずは立てましょう。

初期費用

次に初期費用です。
初期費用は特に店舗を持つ飲食業や美容業などは注意です。
やはり誰でもビジネスを始めるときは自分の好きなお店にして始めたいと思うのは当然だと思います。
ただ最初などそこは我慢です。
居抜き物件などもお探しになってはいかがでしょうか。
もし我慢できないなら本当にその機能は必要であるのか?
又そこにお金をかける必要があるかどうか
冷静に考えてみましょう。

そして初期費用で必要なのが運転資金や設備資金の借入金です。
借入金はもちろん無いにこしたことはないです。
ただ借入を起こさないとできない業種もあります。
ここで大事なのは借入をする時はいくら借りられるかではなく、いくら返済できるかを考えましょう。

またいくら返済できるかは、いくら利益が出せるかにも当然かかってきますので、
この点よく考えて頂ければと思います。

そして借入をする上で付随するのが金利です。
金利はできる限り低い金利になるように交渉しましょう。
これも経費削減の一環です。

まとめとなりますがビジネスを成功させるコツは会社の資金繰りに余裕を持てせることです。
これだけできれば早期に会社を潰すことはないでしょう。

いかがだったでしょうか?ご不明な点があれば遠慮せずにご連絡を頂ければと思います。

税理士 川里隆之

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